承継開業

投資総額内でリフォームもして新規開業したような綺麗なクリニックに!

譲渡スキーム
個人クリニック ⇒ 個人開業
エリア
神奈川県
施設区分
クリニック
科目
精神科
売り手の状況
80才代、後継者無し。
買い手の状況
元々は新規開業を検討
定年退職を気にせず、自分の意志で働ける環境を整えていきたい

開業を考え始めたきっかけを教えてください。

勤務医だと定年退職があったり組織に属している以上、自分の好きなように働くことはなかなか難しいです。自分の意志で働ける環境を作っていきたいと漠然と考えるようになったのが、開業医になろうと思ったきっかけです。元々は新規開業に向けて情報収集していたのですが、メディウェルさんから送られてきたオファーメールで「承継開業」という選択肢が新たに加わりました。横浜市内で探していたので、ご案内いただいたオファーが希望エリアに合致していたのが興味を持ったきっかけです。

元々は新規開業を考えていたとのことですが、承継開業に切り替えたきっかけはありますか?

メディウェルさんから承継開業についてのお話をいただいた時点では、新規開業と比較をしながら検討していました。希望するエリアでの新規開業は、4,000~5,000万円程かかる上に、経営が軌道にのるまでの運転資金も必要という点で、頭を悩ませていました。その辺りを正直に相談したところ「承継開業の場合は、患者様をそのまま引き継ぐことで、多額の運転資金を用意する心配が少なく、開業直後から安定しやすい低リスクな開業手法です」という回答をいただき、承継開業への意向が少しずつ強くなっていきました。また、事務スタッフの方にお会いした際に「継続的に勤務します」と言っていただけたのも後押しになりました。新規開業だとスタッフを一から雇用しなければなりませんが、承継開業だと引き続き勤務をお願いできるケースがあります。なによりスタッフが継続してくれることで、「受付に知った顔が残ること」が患者様の安心にも繋がると私は感じました。実際に現地に足を運んで、駅やクリニック周辺、一緒に勤務するスタッフと接していく中で、この場所なら「地域に根差して、ひとりひとりと長期的に関わっていきたいという私の理想を実現できそう」とイメージが湧いたので開業を決めました。開業してから自治体と連携する取り組みも行っており、地域に貢献するという実感を持って勤務できています。

承継開業に至るまでに特に大変だったことはありましたか?

「自分で開業するなら、内装も好きなイメージにしたい。」という想いは承継開業に切り替えた後も抱いていたため、クリニックのリフォーム(内装工事)も開業準備と同時並行したことが本当に大変でした。振り返ってみて時短につながったと感じたのは、画像共有アプリを利用して好きなイメージの画像を数十枚送り、イメージのすり合わせを行ったことです。実際に上がってきた図面やリフォームイメージが理想としていた形に近かったので、修正箇所が少なくスムーズに着工まで進み、内装を活かしつつ、リフォームを行なったことで、予算内で理想のクリニックに仕上げることができました。大変ではあったんですが、新規開業のように綺麗なクリニックに生まれ変わり「これから自分のクリニックで頑張っていこう!」という私自身のモチベーションアップにも繋がったので、リフォームしてよかったなと満足しています。

承継開業までの流れ

■ご案内から開業まで:4ヵ月間

7月上旬
  • メールで物件紹介
  • 秘密保持誓約書を締結、クリニックの詳細情報を開示
7月下旬
  • 譲渡先院長と面談、内覧
  • 情報整理や条件交渉
  • 譲受意志を伝える
  • 投資計画、事業計画作成
8月上旬
  • 内装工事打合せ開始
10月下旬
  • 内装工事完了
  • 開業

メディウェルを利用してよかったことは?

前職で勤務をしながらの開業準備だったので、当時はかなりバタバタしていました。その中で、開業直前はほぼ毎週、多いときは週2回の打ち合わせを担当の方にはお付き合いいただき、多くの不安はあったのですが、安心して進めることができました。中でも開業に向けて必要な提出書類の対応を支援いただけたのは大変ありがたかったです。開業に向けて準備しなきゃいけない書類、提出しなきゃいけない書類が山ほどありますし、初めての経験なので分からないことばかりです。担当いただいた方が、物件を紹介して終わりではなく、開業のスタート切るまでを二人三脚で最後までトータルサポートいただけたのでメディウェルさんに相談して本当によかったなと感じています。

仲介会社として、
サポート(工夫)したポイント

今回の事例は、譲受前のクリニックの不動産賃貸借契約や、医療機器(電子カルテ)のサポートの更新時期が重なっていたことについて、双方が歩み寄れるかの調整がポイントとなりました。譲り受ける先生にとっては、現職場を円満に退職するための期間も必要ですので、双方が困らないように工夫したことが承継開業につながったと思います。また、開業する時は、どの先生方も資金調達について不安を抱くかと思いますので、手元にある自己資金を使うのではなく、「初期投資+運転資金」の投資金額を金融機関からの資金調達で間に合うようなサポートを心掛けています。勤務医の先生だと事業計画やキャッシュフローといった経営まわりの部分に関わる機会が少ないため、まずはその不安が解消されるようなご説明をいつも意識しています。今回のケースは、更新期間に合わせて承継開業を進めたこともあり、約4か月間という短期間であったため先生方の負担も大きかったと思いますが、理想とする形で無事に承継開業をすることができ、大変嬉しく思っています。